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2009年2月27日（金) 卒論発表会と打ち上げ 卒論発表会が無事終了。反省点は幾つかあるが、それは確実に次に活かしたい。 懇親会では、とにかく皆終わった喜びで満ち溢れていた。そこでのスピーチは、またしても長くなってしまい、これも反省。繰り返すが、喋ることが目的でなく、内容を伝えることが目的だ。 今日の主役は４年生とＭ２であったが、Ｍ１も就職活動が段々と本格化してきており、孤立したり精神的に参ってくる時期でもある。彼らにもエールを送りたい。過去に、就職活動が終わったＭ２から聞いたのが、就職は就職担当の先生との接点があるだけで、研究室に聞こうという発想が思いつかず孤立したという。我々スタッフは幾らでも相談に乗ります。是非。 2009年2月26日（木) 卒論発表前日 午前中は、入試関連業務。午後は、卒論の指導。また増えたデータとにらめっこしながら、考える。学生の発表練習風景を覗いてみたら、それぞれの立場で改善の指摘が出てきていたようだ。 夜、ずっと延び延びになっていた、研究室学生への①夜間実験に関する実態調査、②ヒヤリハット等のアンケート調査表を作り、とりあえず送信した。直後から何通か返事が返ってきて、学生も色んなことを感じ、考えているのだと改めて気づかされた。 明日は卒論発表会。遅くまで準備が続くでしょうが、悔いの残らないよう頑張って下さいね。 今からの私のミッションは、今日は程ほどに寝て、明日の早朝には届いているセメント技術大会の原稿を添削すること。原稿待っています。 2009年2月25日（水) 成果は何？ 細切れに卒論の指導もあったのだが、それ以外に何が終わったかというと、実は思い出せない。手帳を見たり、メールの送信履歴を確認すると、色々と細かい段取りや指示をして１日が過ぎた気がする。幾つか、締め切りぎりぎりの処理は行ったが、これは良くないパターン。時間を区切って、逐次本来やるべきことを片付けていかないとあっという間に過ぎる。例のキッチンタイマーは活躍しない１日だった。反省。 2009年2月24日（火) 効果的に伝えること 先週、ある委員会があった。立場としては、一委員としての立場と、ご意見番として専門的な観点から意見をしっかり述べる、という両方の立場があると認識している。 自分が至らなかった点として、①無駄なことはしゃべり過ぎず、必要なことだけにビシッとコメントをすること。②考えを適切に伝えること。がある。せっかく発言したのに、きちんと真意を伝えることが出来なかった。落ち込んだものの、慰めで終わらせず、具体的にどうするべきだったのか仮想演習をして次回に役立てるしかない。 ①について、事実の報告的な発言をしてしまい、委員長から具体的提案は何かと質問があったことが、それをあらわしている。今考えると、その提案も思いつくのだが、その場ではすぐに用意していなかったので、答えられなかった。その場に何が必要かというと、内容の定まっていないことを発言することなのか、待ってでも効果的な発言をするのか、どちらかは、明白だ。 ②について、またいつもの『自分はその件に取り組んでいるから理解しているが、聞く他人はそれほど内容を理解していないので、口頭で話されても結局理解できない』病だ。そのために、手元資料として用意したのだが、その資料も別の論旨を引用しているため、記述不足だった。ある側面でしか理由を述べていなかったので、その部分に質問が終始してしまった。途中で、これは誤解されているぞ、と気づいたので、反対意見を述べた委員に対しても根本は同じ考えてある旨は説明したが、理解されたかどうか。 結局、根本的な原点に戻る。 『その場その場の行動や発言は、一体何のために行うべきものなのか、を常に考え、常にブラッシュアップさせること。』それがぶれなければ、事前準備のやり方も改善されるはずだ。 2009年2月24日（火) 誰 １）学生からのメールで、たまに携帯メールから届くことがある。その場合、名前を名乗って下さい。 ２）学生が直接部屋に来て話しに来る際も、研究室配属学生でなければ、名乗って下さい。一般常識では、名乗ります。土木工学教室は少人数で先生は学生の名前を覚えています、ということが公言されているので、それを試そうとしているのかもしれませんが。ギクリ。 ３）もう1つ。今年お送りいただいた年賀状で、「大阪市西区に12月27日に引っ越した」私の知り合いの人、この日記を読んでいたらご連絡ください。名前が書いていなくて、どなたかわかりません。 2009年2月24日（火) 気づいたら半年 日記を書き始めて公開し、気づいたら半年が過ぎていた。多少、内容や頻度に波はあるが、続くものだ。逆に、論文を書くぞという話になって、もう半年も経ってしまった。アウトプットは？ もちろん2月12日の日記のとおり、書くしかない。 さて、細田ライブラリーにあった、座右の諭吉を読んでいる。心に響く。 2009年2月23日（月) 引越しの清算から考えたこと 個別の事項はプライベートなことで全く職場とは関係ないが、立て続けに以下の出来事があった。 １）引越しで退去したマンションの清算書が先日届いた。良心的な明細であり、納得。実は、１つ気になるところがあるが、入居時に伝えていなかったという非もあり、他に逆にこちらがまけてもらったと考えられなくもない点があったので、トータルを考えてよしとした。顔の見えない不動産屋であれば戦う気も無きにしも非ずであるが、階上に住む大家さんでよく知っていたので、その辺も加味しての上で。甘いといえば甘いが、ここで何を重視するのかということを適宜考えての行動である。ここで１円でも安くすることと、今後の思い出や印象を良くしたいという見えない価値や、それに割く時間と労力、をバランスにかけての結果である。若かりし昔なら、非がないものに１円たりとも払えねぇ、と主張したかもしれないが。 ２）昨年から、１枚のセーター（安くはなかった）と夏用スーツのズボンが、見つからない。引越しのゴタゴタや、出張時にホテルに置き忘れたのかな、と諦めていた。何だか引っかかるところがあって、今朝、以前住んでいたところ（大学のすぐ近くなのだが）のクリーニング屋２軒に行ってみた。すると、２軒目で、その２つともが残っていた。日付は何と７月であった。思ったよりも古い。伝票を見ると沢山の衣類を同時にクリーニングに出した中の２つだったので、明らかにお店側の出し忘れである。確認しなかったこちら側も悪いが。記憶を辿ると、その沢山のクリーニングを取りに行った日のことを鮮明に思い出し、それは私だった。これで、引越しでモヤモヤしていたことが解決した。 ３）もう１つ、自宅のデジカメが壊れて修理に出した。３年経つので、買い換えようかと諦めていたところ、購入店の５年保証書を見つけた。それでも、修理内容によっては有償になる場合もある、ということで期待はしなかったが、昨晩連絡があり、無償修理となった。些細なことだが、嬉しい。（最低でも１万円かかる修理内容）。 以上について、実は、１項目のマイナス（金額では5000円）は、結局２、３項目でプラス（買い換えたら、軽く数万円する）になったので、相対的に寛容になれた、という判断もある。結局、人間の損得勘定は所詮そんなものである。 つまり、人は、必ずしも個々の事例だけをだけでは判断していない、ということを認識しておく必要がある。このことは、色々な工学的判断（合理的判断）が一般の人に対して通じるのか、とか、リーダーとして指導したことが部下はきちんと認識できているか、などにも影響を及ぼすと思っている。 以上のことは、私がいつも言っていて今日も実験室係に言った、①行為は注意するが、②人格を否定するものではない、①と②は明確に区別する、ということと、一見矛盾するように見える。しかし、矛盾を抱えているのではなく、世の中では色々なことが混同されているのが実態であり、特に経験の浅い学生は①と②の混同をしてしまいがちなので、そうではないのだということを強調したい。組織の中でそれがきちんと伝わるのは、普通の企業でも難しいことと思う。それを改善するために、事あるたびにきちんと伝えていきたいと思うし、その必要があるだろう。 2009年2月23日（月) かっこいい写真 土木工学教室（シビルエンジニアリングコース）の紹介パンフレット用に、かっこいい写真の提出を求められている。ここで言うかっこいいは、容姿のことではない。前から思っていたが、何かに取り組んでいてその人が輝いている写真というのを撮るのは好きだが、撮られることは少なかった。裏方に徹するのが美徳という時代は過去のものである（私の意識の中で過去になった）ので、今後は意識して撮って貰うようにしないと。 ただ、委員会で現場調査に出るようになって、たまに撮られるようになってきた。まずはそこから探そうか。 写真といえば、最近びっくりしたのは、昨年11月18日、仁杉巖氏のシンポジウム（第一大戸川橋梁の文化財登録に関するもの）に参加した際、懇親会で短時間であるが、仁杉氏と直接談話させていただいた。その際、写真を撮られた意識があったが、それが「建設業界 2008年12月号」の52ページに記事と共に、結構大きな写真で掲載されていた。なお、その情報は池田尚治先生が記事を読まれて、直接連絡があって知った。 2009年2月23日（月) 現場で学ぶこと 午前は実験室の大掃除。Ｍ１が全員遅刻ということもあって、厳しいことも言ってしまったが（遅れたことを叱るという短絡的なことでなく、マネジメントについて説明した。）、この時期、学部４年生は、１分でも惜しい中掃除に出てきていることをリーダーは認識しないといけない。 たまたま作業中に、２０度にコントロールしている水槽の温度がずれていたことが判明。前の日記でも指摘したことが、再発してしまった。しかも、気づいたのが私であったことが、何も改善していないことを示している。恒温室担当に私が含まれていなかったら、発見はさらに遅れただろう。単に、何かができた、できない、という短絡的な指摘や反省ではなく、今回の件を題材に、安全衛生、マネジメント方法、制御技術、に関する数多くの教育が出来そうなので、来年度、これを基にゼミ（安全教育に関する１回分）を行いたいと考えている。乞うご期待。ちなみに、現状で出来うる本質的な改善を、プラス１時間かけてその場で行った。 やっぱり、事件は現場でおきている。 2009年2月20日（金) 最終ゼミ １限は委員会。２限は、ゼミ。今日の発表は、４年生と私。学生からも質問があり、たっぷり３時間議論し、面白かった。参加できなかったＭ１は、是非あのよい雰囲気を参加学生から聞いておくように。学生は１５時が卒論提出ということで、多分寝ずの作業で大変だったろう。発表資料をさらにブラッシュアップし、１週間後の本番に備えて欲しいと思う。 時間不足で、私の分の発表は、１５時に別室で開催。数名参加してくれた。この資料を作る過程で、何度も見てきたひび割れ算定式にしても、これまで解説文をよく読みこんでいなかった（現在の知見で再度読んで発見があったということ）こと気づいた。反省とともに、これが「勉強すること」だ、と改めて思った。 2009年2月19日（木) 冷静に見ると、下記のハンドクリームの話は、ちっちゃいなぁと笑ってしまった。多少、書くネタはその時の心境を反映しているのかもしれない。 さて、学生の卒論の指導をしながら、自分の研究の調べ物を継続。ここに来て、実験データの考察や、計測方法の修正等を繰返し、数時間毎にデータを学生が出してきてくれて、非常に楽しい。 2009年2月18日（水) たかがハンドクリーム 私は実験室でセメント系材料を触ることが多いので、手のダメージを抑えるためにハンドクリームを良く使う。学生にも勧めているが、年齢が若いからか、手がカサカサすることが少ないようだ。話はそれたが、ハンドクリームを塗るのは、保湿というよりも、『膜による保護』という物理的な効果を期待しているので、こってりしたものが良い。今まで色々と試していたが、最近では薬用ハンドクリーム モアディープが気に入っている。 小さなチューブタイプを使っていたが、すぐになくなるので、職場用に100gのプラスチックケース入りを購入した。感心したのは、他によくあるフタがねじ込み式ではなく、パチッと開いて閉じるタイプのものであったこと。今まで、ハンドクリームは塗った直後に手が滑ってフタが閉められないことを経験したが（回避するため、適量とったら手をこする前にフタを閉める必要があった）、その心配がない。 何度も日記で書いているが、何事も、「本質安全」というリスクが全くない状態というのが理想の状態だ。気をつけなくても安全なのである。今回のケースは、フタが閉めにくいということを根本から回避できている。ささやかだが根本的に優れているものに出会うことが、ひそかな楽しみでもある。 2009年2月18日（水) 見える化 実験室係と打合せ中、年度末掃除に当たり材料のチェックをしたら、付随する教員のコメント等も含め、全部結果を一覧表にまとめて見える状態にすること、と意見した。そうでない場合、係の学生自体も数ヶ月経つと忘れてしまうし、人が入替ったらもちろんその情報は途絶えてしまう。 問題点も含め全て可視化させておくことは、文書化の作業自体が目的化して本末転倒になることだけ気をつけておけば、メリットが非常に大きいと思う。 2009年2月17日（火) 留学生と懇親会 夜、留学生２名と細田先生との４名で、懇親会を行った。中間発表の慰労を兼ねていたが、研究室の今後や人生の在り方について、内容は多岐にわたった。同時に、留学生の視点から、大学や研究室の改善点の指摘をもらった。改善できるところは改善する。 懇親会に向かうバスで一言アドバイスを受けたことも、本日の収穫だった。安全衛生関連で、ちょうど取り組もうとしている方向そのものであったので、背中を押されたという感じだろうか。私のやり方でいいのかと躊躇していたところもあったが、やっていく自信につながった。 2009年2月16日（月) 韓国コンクリート学会の学会誌へ掲載 以前の日記でも書いたとおり、Journal of Korea Concrete Instituteの1月号へ、横浜国大コンクリート研究室の紹介が見開き2ページのカラーで掲載された。韓国語に翻訳されているので全く読めないが、林をハングルで書くとこうなるのかということだけわかった。掲載した写真は、現在のホームページのトップにある、ＰＣトラス橋である安家川橋梁前の集合写真と、今年のカヌー大会の写真だ。他に研究の写真が２枚。 韓国では、池田尚治先生らが推進してきた、耐震性に優れたプレストレストコンクリート橋脚が、日本よりも採用されていると聞く。現在ＰＣの研究はテーマとしては設定していないものの、せっかく書いたので、この紹介文が韓国からの留学生の増加の一助になれば、と思う。 2009年2月16日（月) 卒論の研究室内部提出日 4年生の卒業論文の提出があった。きちんと確認したわけではないが、全メンバーとも午前中に出していたようだ。確か、時刻までは規定していなかったので、夕方あたりに出てくるのだろうと思っていたので、嬉しい驚きだ。添削を本日の仕事の優先順位を上げて作業したが、夕方外出する必要があり、結局全部終わらず持ち帰りになって翌朝一で返却した。 2009年2月16日（月) 在室表示 土木工学棟の１階には、常勤教職員の在室表示がある。これまでは対象が准教授以上だったものが、今月から私も含めて常勤職員全員になった。ＰＣからアクセスして、オンラインで更新するものであるが、結構な頻度でその作業を忘れてしまう。Windowsのスタートアップにショートカットを入れることにした。起動時に、その画面が出てくるので、忘れることは激減するだろう。 2009年2月15日（日) フリーの画像ソフトGIMP 自宅で作業をしていて、スキャナで読み取った画像の修正をしようとしたら、たまたま使っていたＰＣには適切なソフトがない。職場ではPhotoshopを使っているが、自宅にはもちろん無し。フリーソフトでは、Paint.NETが比較的好きだったが、今やろうとしていた作業に対応していない機能があり、今回は使えない。 調べてみると、GIMP（Ver2.6）が結構定番で、Photoshopと同等の機能を備えているという。早速ダウンロードして使ってみると、そのとおり秀逸。機能が豊富で、初心者には戸惑うであろうが、私がこれまで必要としてきた全ての機能を有しているように思える。もう少し使い込んでみよう。 2009年2月14日（土) 梅 土木工学棟の玄関前に、綺麗な梅が咲いている（下写真。2/16撮影）。2週間ほど前から咲き始めており、毎年周囲の木々よりも早いような気がする。玄関前を歩くと、良い香りがする。 近くの保土ヶ谷公園には梅園があり、一昨年から訪れているが、今日行ってみたところまだちょっと早かった。今日の陽気で明日にはたくさん咲くだろう。  2009年2月13日（金) 実験作業 ゼミ後の夕方、私が指導している学生の供試体の切断作業を手伝った。やはり重労働であり、もう少し簡素化を狙いたい。現在、中古であるが自動切断機導入の見込みがつきそうだ。次年度になるが期待したい。 2009年2月12日（木) 修士論文審査会 修士論文審査会に参加。学位審査には関わらないが、土木工学教室／土木同窓会の学生表彰のための１票は持っているので、きちんと全部聞いて判断した。 今年から、発表順が研究室毎ではなくなり、五十音順になった。他大学でも多いようであるが、聞いてみて、この方が良いなと思った。 2009年2月12日（木) 公言 今日までに土木学会論文集の構成案を書き、指導を受ける、という約束を立てた。今朝提出はしたが、もちろんさらに改善点の指摘を受けた。 そもそも何のためにこの日記を始めたのかといえば、論文を書くためのペースメーカーとして。偉そうな事を日記で言っても、所詮動いていなかった。“私は３月末日までに、土木学会論文集に論文を投稿します。”何でこの一言がこれまでこの日記に書けなかったのか。 さて、３月の予定を整理していると、委員会、見学会、講習会の参加等で、結構出張が多いことを改めて実感。スケジュール管理をきちんとします。 2009年2月12日（木) 朝の日課 １２月に引越してから、朝型人間に変えようと努力している。現状の理想は、子供と一緒に寝て、早く起きて、２時間程度仕事や読書をしてから、公園でウォーキングをして、朝食。 直近の２週間ほどそのペースを崩してギリギリまで寝ていたが、今日から取り戻した。今の季節、日の出前から歩き出し、グランド５周をしているうちに、徐々に空が明るくなって、日の出を迎える。ちょっと階段を上ると、富士山が良く見えるのだが、日の出前に、富士山だけ太陽の光を浴びて白く輝いているのは、何ともいえない贅沢だ。今日は時間がなかったので手紙を投函しに道路を往復１０分歩いただけだが、それだけでも気分爽快だった。車通勤になったので、意識的に歩かないと本当に体がなまる。ダイエットの意味もあるが、心と体のバランスをとるため、というのが近いようだ。 こうやって日記に書くのも、書いたからには継続しなければ恥ずかしいというのがある。始めた当初１ヶ月は、やめたら恥ずかしいという思いもあって書けなかったが、もう大丈夫だとの自信はある。帰りが遅いこともあるので、毎日絶対というわけではなく、可能な範囲でという緩いものだ。今のところ、夜仕事をするよりも、朝の方が効率がよいので、その時点で自動的にインセンティブは働いている。 2009年2月10日（火) 載荷実験の準備 朝9時から始めた載荷実験準備は、13時までやって一時休止。18時から1時間強かかり、ほぼ終了したようだ。今回は我が研究室の載荷装置を使って、隣の研究室が実験を行うものである。私なりの線引きとして、技術サポートに徹しているので、作業自体は基本は私はタッチしない。私が主導していない分、この先生はこういうことをやるのか、という新しい発見もあった。計測システムも、興味を持った。必要になれば機材も貸してもらえそう。こういうプラスのフィードバックがあると、お手伝いした甲斐がある。 なお、私がここ数年実験棟で作業をする際に心がけているのは、空いた時間を見つけて、普段出来ない実験棟の整備を行うことである。外倉庫の整理について、今後の方針を簡単に立てた。今月の年度末掃除の際に、作業を行ってもらうものを決めた。 部屋に戻っても、疲労感で知的作業に従事できなかったので、明日は祝日だが出てくる予定。 2009年2月9日（月) 手帳再び 2009年版4月始まりの手帳を買った。前回と同じモデルである。手帳自体は2月16日から始まるので、しばらくは両方併用となる。 さて、1月26日の日記には、2008年4月始まりの手帳には、年間カレンダーが2009年3月までしか載っていなくて不便だと書いた。今誤りに気づいた。表紙の裏に2008年度、裏表紙の裏に2009年度のカレンダーがあった。気づかなかっただけだった。私は忘れっぽいので、新しい手帳の2009年度カレンダーの隅に、「2010年度カレンダーは末尾にある」とメモしておいた。 上記の作業は非常に細かい話であるが、「想定されるリスクは、気づいた時点でなくすための行動を起こす」、というのが私の方針の１つである。「気をつけよう」というだけで行動しないのは、長期的に見ると「気をつけないこと」に等しい。 2009年2月9日（月) 大きな載荷実験 午前中は私用でお休み。13時半頃から仕事開始。 実験室の隣の構造研で大きな供試体を使った載荷実験を行うため、技術サポート。15時から開始して、19時過ぎに作業終了。学生はゲージ貼り等でまだ作業をしているようだ。適度な疲労感。明日は9時から作業再開。 2009年2月6日（金) 池田先生講演会 16時から池田先生の講演会であった。土木工学教室の全学生、ＯＢが対象であったが、うちの研究室以外はＭ２の学生が１名のみの参加だったのは、どうしたことか。元々興味がない、講義や就職活動と重なった、ということであれば仕方がないが、私のＰＲの仕方が悪かったのだろうか。よく考えると、学部１、２年生にとっては、池田尚治先生とは誰ぞや、というのはあるとは思うが、講演者が誰であれ、首都高の被災・通行止めの事件、地元神奈川県で起きた生コンクリートの問題について、社会に与えたインパクトについて無関心だったからではないかとちょっぴり危惧する。 池田先生のご講演は、当初ＰＲした２つのトピックも含んでいたが、タイトルは「最も魅力のある国土と社会の建設を目指して」であった。事前には参加予定者には２つのトピックしか提示していなかったので、技術的プレゼンだと思っていた学生はびっくりしたことと思う。土木工学、さらには日本はどうあるべきか、というテーマについて、たっぷり２時間半、その後の懇親会でも２時間お話いただいた。懇親会には、予想に反して研究室学生の参加が少なくて驚いた。研究や実験で余裕がなかった学生も多かったとは思うが、こんなに少人数で池田先生を囲む懇親会は少なく、参加した人は何か感じてもらえたのではないかと思う。 2009年2月5日（木) 課題 土木学会論文集投稿の構成（タイトルと目次案）を、１週間以内に書き、先生方のチェックを受けるようにします。某大学では、２日で１編完成や、１週間で２編完成というノルマ話を聞いたことがあるが、それに比べれば甘いのはわかっているが。 2009年2月4日（水) メーリングリスト 大学の情報基盤センターの方で、昨年から、メーリングリストが使えるようになっている。春休みの見学会の補佐をすることになったので、昨年苦労した参加者のメールアドレスの管理をＭＬで行ってみようとアカウントを申請した。簡単に設定できて、よさそうだ。見学会は現在、ブログおよびコメントをベースにして連絡を行っているものの、それでは対処できないものに併用して使えそう。まずは、緩々と試行してみよう。 2009年2月3日（火) TOC 2009年2月2日（月) 構造細目ＷＧ 構造細目についてのＷＧが、行われた。技術者へのヒアリングも、示方書に対する思いを聞くことができた。 2009年2月1日（日) 金沢動物園 横浜市の運営する動物園は、ズーラシア、野毛動物園（桜木町近く）以外に、金沢動物園がある。横浜横須賀道路という高速道路に動物園専用のＩＣがあり、高速道路に直結した動物園駐車場がある。今まで遠いなという印象があって敬遠していたのであるが、家から20分もかからなかった。 丘の上にあって園内は高低差があり歩くのは疲れるが、家族で結構楽しめた。２歳児と行くならこのくらいで十分。草食動物の動物園、と書いてあったが、そういえば、ライオン等の肉食動物はいなかった。 植物園も併設されており、暖かくなったら再訪したい。 |
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