|
2010年5月26日（水） ソフト紹介シリーズ そのn 最近の世の中では、データを分類して整理するのではなく、とりあえず全部保存しておき、後で検索するという傾向になってきている。デジカメについて、それを実践するのはgoogleのpicasaだろうが、自宅で試用しつつあるも、タグをつけるというのがまだ馴染めない（別につけなくて良いのだが、付けないと、下記から乗り換える意味がないと思ったので）。ここ10年くらいは、アナログ的に、日付のフォルダをつくり、そこにその日に撮ったデータを収納して、というのを自宅でも職場でも継続している。とはいえ、その作業は貯めると膨大になるし、生産的でないので、数年前に自動化ソフトを見つけて、愛用している。デジカメによっては、メーカーの付属ソフトで、ケーブルをつないだ瞬間に自動取り込みというのがあるのだが、あまりにもバックグラウンドで自動になると、自分が管理できないのが精神衛生上良くない（googleのおかげで、薄れてきたが）。また、どこでも同じ作業が出来ることも重要な性能なので、特定のデジカメでは困る。 たどり着いたのは、picmvというソフトだ。コマンドで、%Y%m%d というフォルダを作り、 %Y%m%d_%H%M%S という名前に変更する、というルールを入れておけば、デジカメのメモリカードのデータであっても、既にローカルにあるファイルであっても、ファイルの撮影日時の「年月日」のフォルダ内に、「撮影日時の数字からなるファイル名」に変換して、収納してくれる。ファイル名が変更されるのは嫌いだったが、ある時、日付のほうが合理的だと思うようになり、それからはそうしている。なお、フォルダやファイル名のフォーマットは自分で作れるし、ファイル名を変更しないこともできる。 私の場合、例えば、2010年5月26日9時24分53秒に撮影された、pic01234.jpgは、次のように自動収納される。 c:\data\20100526\20100526_092453.jpg 数ヶ月ぶりにデジカメを整理しても、あっという間に撮影日数分のフォルダが自動生成され、収納されるので便利だ。１つ注意点は、初期設定では、ファイルを転送するファイル（拡張子で指定）が限定されていること。一般的でないファイルは手動で設定を追加する必要がある。私のcanonのデジカメは、動画を撮影した際、動画ファイル以外に、thmファイルが作られるが、事前にthmを追加しておく必要がある。 2010年5月26日（水） 死力を尽くしてくれた 今日は学生実験、載荷実験の日である。M1の講義の関係から、TAが3名抜ける日なので、残った人で、実験を遂行しなければならない。担当学生は自分も講義を受けている傍らで、色々なことを準備し、学ばなければならず、本当に大変だったと思う。そのおかげで、多彩なメニューで時間が不足しがちな今回を、殆ど時間を延長することなく完了してくれた。さらに、理解を高めるために、学生が工夫してくれたものも数え切れない。 例えばこれが、ティーチングアシスタントではなく、個人の実験であれば、期限までにできていなかったかもしれない。切羽詰った段階からの学生の底力を見た気がした。あまり褒め過ぎてもいけないが、とにかくお疲れ様。 私といえば、違う立場から、全体を見てサポートしなければらない。今回の場合、梁の破壊が予想よりも異なる結果が多かった。これは曲げ破壊するだろうと思っていたものも、せん断になったりと、考察が面白い梁ばかりだった。記憶が薄れないうちに、きちんとまとめ、7月にはよい講評をしたい。 2010年5月26日（水） 近況 先週は、多忙だった。委員会の宿題が2件、ある大事な会議の段取り、が重なっていた。これこそ、2ヶ月くらい前からわかっていたことなので、できるものから処理しておくべきなのは頭でわかっていても、なかなか始められなかった。１つについては、２週間前に手をつけ始め、文献を取り寄せるところから始めたら、結局１０日くらいかかって必要な文献が手に入り、何とか間に合った。結局木曜日の夜は家に帰ることが出来ず。でも、何とか完成か。金曜日は、午後に大学に戻ってきて打ち合わせ、セミナーと続き、懇親会に突入。 そういう疲れもあって、懇親会では多少ハイになっていたのか、最後はゲストと一緒に横浜家系ラーメン総本山の吉村家に食べに行った。なお、なぜ総本山なのかの歴史を知っている今の学生は居ないので、私がその歴史を伝授しなければ、と誓った（半分冗談ではあるが、しかし、創業者の思い、人の育て方など、学ぶべきところはたくさんある、と思う）。 今週は、火曜日には、学会参加を予定していたが、どうしても処理しなければならないデスクワーク、外部との折衝があったので、学会は参加せず、大学で処理。目処が付いたのは日付が変わろうとしていたが、ここで１日費やせたおかげで、明日以降がしばらく楽になるだろう。 2010年5月17日（月） 耐用年数 前に書いた気がするが、2010年の手帳は、本日、ブックマークの紐が切れました。例年、もっと遅い時期と思うが。ということは例年に比べ、手帳を酷使している表れか？テープでは数ヶ月で劣化してくるので根本的に直したいが、とりあえずその場しのぎ。 2010年5月14日（金） 現場見学２件 午前は下水処理施設の建設現場見学。学生も含めて8名で参加した。通常現場見学といえば、コンクリート打設中に中に入れてくれることは少なく、貴重な経験だった（壁打設だったので、残念ながら筒先までは見えず）。見学一般に言えることだが、構造や建設手法を知るだけでなく、それぞれの立場の人がどうやって考え、どうやって動くのか、どうやって人を動かしているのか、というところに非常に興味がわく。安全管理もしかり。今後この現場で共同研究がスタートする予定で動いており、研究面でも楽しみだ。 午後は、国道16号の立体交差化事業の建設現場の見学。町田立体は、横浜に住み始めた1995年以来の悲願でもあり、何段階かに分けて建設されて徐々に良くなってきたものが、今回の事業で完成する。よく使う地元民としても興味のある現場だ。既にいくつかの区間で上部工も出来つつあり、上に登ることが出来た。登った区間は鋼構造であり、技術者に説明をしていただいた。鋼の構造や施工方法については、概念はわかっていたが、具体的な設計思想、具体的な方法でわからないところは質問した。連続桁の温度応力の評価（実際にどれくらい変位がでて、どうやって処理されているのか）については、頭では理解したが、まだ実感が伴わないので、今後の課題とする。前から付近で有名な「○○の○」が建て替え工事中になっていたのが、町田立体の用地買収に伴っていることとは驚き。 町田立体は、国土交通省に関係している教員向けの視察であったが、ご厚意で直接関係ない私も参加させていただいた。懇親会にも参加し、そこに参画する人たちの熱意を感じ、またパワーをもらった。もちろんもらうだけでなく、私もパワーを発したつもりだ。 翌土曜日、家族で東名横浜町田インターを通り、昨日の現場のすぐ横を走る。3歳の娘は、父親が工作でいろいろなものを作れることを誇りに思っているようだが、「昨日、あの橋の上に登って作っているところを見てきたよ」と言ったら、私が橋を作っているものと思って喜んでいた。きちんと訂正したけど。 2010年5月13日（木） 予定いっぱい 朝から、講義、ゼミ、勉強会、打ち合わせ２件、と続く。少なくとも今日のイベントは、時間つぶしのものは無く、大切な時間なので、精一杯準備をして臨み、こなしていくことに尽きる。最後の表層品質に関する打ち合わせでは、前回宿題も出ていたが、結局こなせず、私からの情報提供が無かった。時間が無かったと言えば許されるものではなく、時間を作らなかった結果に過ぎないので、後は自分のマネジメントのみ。似たような反省ばかりであるが、特にこの表層品質の打ち合わせは、関係する委員会活動のペースメーカーとして利用することで、参加者にWin-Win関係になると考えて自ら参加しているので、それを肝に銘じて参加したい。 2010年5月12日（水） 概念の大切さ 学生実験の初回を開催。モルタルの練りについて、カリキュラムは同じだが、昨年の反省を踏まえ、教え方を大きく変えたつもりだ。モルタル（コンクリート）は机上の計算が先にあるのではなく、材料の混ざり物であるということを強調し、配合計算はそっちのけで混ぜて混ぜて混ぜまくるように仕向けた。コンクリートの目指すところは石である、という話も引用しながら、骨材の空隙を埋めるためにペーストを配置させるという"概念"を先に頭に叩き込もうとした。机上の計算が先にあると、それに意識がとられて、何をやっているかわからなくなるのである。 まずは、概念を理解することが大切、というのはいろいろな先人の教えで読んだり、耳にしている。まさにそのとおりと思う。 2010年5月11日（火） 不具合の遭遇と対処 今日も午後は学生実験の準備。昼前に4年生から膨張材を使った実験について質問があり、準備中に一緒にやることにした。 細かいことを書かないが、今後の研究にもつながるのでメモしておく。 1)出来たことは自分で証明すること。 私から、○○の材料は、当日使う量の２倍以上準備しておくこと、という指示をしている。その場合、それに対する答えは自分で求め、証明しなければならない。私が見てチェックするのではなく、何かしらの根拠を示し、満たしていることをアピールする必要がある。準備が終わった材料の山を見せられても、チェックのしようがない。 今日の場合、工学的なジャッジが出来ればよいので、１班１回約○kg使い、約○回練るから、3班同時進行で行うので、それらを掛け合わせて◇kg必要で、安全率2倍で◆kgという風になる、という回答例もあるだろう。 別解としては、明らかに余る量を準備しておき（初回なので、明らかに、というのがポイント）、１回目にどれだけ減ったのかを確認し、その実績を元に次回以降の準備に資することもあり得る。 以前、似たようなことで、定型入力のアルバイトを学生に頼んだことがある。できました、と学生が報告に来た際、私は「今から納品確認をするので、できたことを貴方が示してください」と言ったら、その学生は初めは意味がわからずにきょとんとしていた。しかし、社会に出たら、納品とはそういうものである（そうでないことも多いが、説明を求められることもあるので手を抜けない）ことを概念をまず理解する必要があるだろう。 また、この一連の思考は、発注と納品という形式をとらなくても、自分が考えて行動する際に、もう一人の自分が一歩引いたところから客観的にチェックするという動作である。そういう習慣を身に着けたい。 2)間違えることは起こりうるので基本に忠実に確認作業を行う 高炉スラグ微粉末を準備すべきときに、高炉セメントを危うく使うところだった。似て非なるものである。学生を責めるつもりはなく、実は私も１年前、あまり考えていなくて缶の山をチラッと見て、在庫は山ほどあると認識して痛い目にあっていた。よって特にそれについて詳しくない人が準備を行う場合は特に（詳しい人ももちろん！）、面倒でも一度実物をみて確認する必要がある。さらに、外部の目を入れないと、気づかない。以上のことはあまりにも基本過ぎて、説得力はないかもしれないが、結構こういうベーシックなことが出来ていないために失敗する例をたくさん見たり経験しているわけで、それが物事の成功を左右することが多いように感じている。 昨日も、大丈夫と思って変位計を接続したら、異なる二人がそれぞれ似た箇所で二重で間違えて、3本の変位計の接続がそっくり入れ替わっていた。直前に、念のためにと思って、確認させたら、間違いに気づいた。危ない、危ない。 3)問題をよく読む 書いてある○○がわからない、という時には、実は答えやヒントがその前後に隠れていることが多い。それを読み飛ばしてしまい、気づいていないことが多い。4年生から質問を受けた際、わからないピンポイントしか言葉で聞かなかったので、即答できなかったが、夕方気になって条文を見てみると、JISの試験法ということが読み取れ、すぐに自己解決した。小説を読むのとは違い、少ない簡潔な文章で戸惑うことも多いかもしれないが、答えは文章の中に隠れているのである。 データロガーが計測ソフトと接続できない不具合が前から認識していて、ここに来て廻らなくなったので、修理見積もりに出した。また、コードリールのプラグを挿す部分のプラスチックが欠けていたので修理が必要。直ちに手配完了。 2010年5月10日（月） 学生実験 今日も午後は学生実験の準備。RCとPC梁の載荷練習を行う。昨年の学生実験の経験や、たまたま昨年は計測を伴う実験が多かったこともあり、それぞれが持つ能力を発揮して準備ができていたように思う。全員がすべての作業を経験することはできないが、自分が担当になったら否応なくやらなければならないので、必死だ。責任を持たせることが人を成長させる、当事者意識を持たせるという良い例としてみてよいのかな。 午後始まってすぐは、体調が優れずその結果テンションが低く、学生任せになっていた面があり、反省。腰の具合は悪くないのだが、アレルギー関係で体がすっきりしない。 コンピューター係が、部屋のレイアウト変更を伴う、共有パソコンの移動を行ってくれた。学生人数が増えたので、共有PCをミーティング室として使っている部屋に移動するのは仕方がないが、その結果良い方向に向かえればと思う。 2010年5月7日（金） 波に乗る ミーティング、講習会、ミーティングと続き、気づいたらもう遅い時間だ。学生実験の作業も多く入っているので、スケジュールを入れ込むのが大変だが、細切れでも、いろいろな段取り、勉強、論文執筆を入れ込まなければ。 2010年5月6日（木） 怒涛の１日 2限は1年生の講義。力学を教えているが、それを通じて、大学はもはや暗記ではないこと、考え方を十分に身につけることは、繰り返し主張した。 昼休はゼミ。私が発表だったので、研究紹介と、現場調査報告。留学生から質問が出て、ちょっとだが議論が発展したことは嬉しい。その後細田先生もおっしゃっていたが、単に発表して、聞いて、終わりというのはそれ以上のものは生み出されない。肝心の4年生が最後列に座ってしまっていたのは、残念。もし、遠慮しているのなら、どんどん前に出てきてください。そうでなく、後ろにいるなら、何度も同じことは言いません・・・。 終了後すぐに、構造勉強会。本当にわかったかどうかは、本質的な問いを発してそれに自分の言葉で答えられるか、ではっきりする。その大切さをひしひしと実感。必ずしも実行できていない。 終了後、15:20から学生実験の準備。今日は、プレストレス導入とグラウト注入。いくつか。 1) やることになっていることが中止になったら、周囲に報告すること。今回の場合は、最終責任者である私に相談すること。私は学生とのやり取りだけの情報で、今何が動いているのかを把握し、プランを立てている。よって、○○日にやる、○○を行う、と報告があったことは、訂正がない限りそうなっているものとして認識する。よって、変更があれば伝えなければならない。なお、これが本当に私にとって重大な場合には、私から確認したり、完了報告をもらうまで終わったことにはしない、などの二重三重対策は行うが。 2) 何が本当の要求性能なのかを理解し、それを満たすために何を行うべきかを考え、実行する。 3) 必要な対策を取ること、さらに、その対策が採られていることを、明らかな形で把握すること。たとえば、ひずみゲージというセンサーを傷つけないために鋼棒が回転しないように、ナットを回す必要がある。よって、このことに"気づけば"、①ナットを回さないように鋼棒を手で押さえておこうという対策をとるのは普通。しかし、その作業に夢中になっている際に、"本当に鋼棒が回っていない"ことを客観的に確認しなければならない。ざっと目で見ても、棒は黒いので、回転しているのかどうかはわからない。よって、例を出したように、白いペンで印をつけて、それを見ておく、ということになる。何の目的でやっているのかを認識しよう。 4) グラウト注入では、いくらかの失敗が出た。その失敗に遭遇した人は、いろいろと学べたのではないだろうか。 グラウトの必要量は計算していなかった。聞いてもわからない、と答えが返ってきたが、すぐに断面積はわかるのだから計算せよと指示し2リットル。実際にはすでに3リットルが練りあがっていた。安全率1.5倍かと思いきや、先にテストピースを作ってしまっていたので、とりあえずストップさせたがその時点で残り2.4リットル。2割り増しはちょっときつい。でも、とりあえず進めてみた。案の定、途中でなくなってしまい、圧縮空気がシースを通り抜けて反対側に出てしまった。タンクになくなったのかと思って確認すると、まだ5cmくらいの深さで残っていたが、粘性が高くて硬いので、中央の排出口を下端とする蟻地獄のように穴が開いて、空気の通り道になっていた。水のように滑らかであれば、最後まで出し切るものが、このようなねっとりしたものは、こうなるのだ。では、まだその周りにグラウトは残っているのでそれをどうやって注入するのか。今思うと、私がそこで解決策をポンと提示して実行してしまったことが、今思うと残念だ。すでに18時を過ぎていたというのもあるのだが。もうちょっと学生主体で対応を考えさせるべきだった。 ということで、ざっと現場を見てほぼ一瞬で次の1)から5)までのことを考えた。私の思考フローを書く。 1) 粘性が高くて、空気が通ってしまい、ボイリングのような現象が生じた。まだ周囲にはグラウトは残っている。(現象の把握) 2) そのグラウトを何とか利用して注入したい。(要求性能1の確定)(※練習だったので、その結果グラウトが足りなくても良いと判断。明らかに足りないとき、本番で失敗できないときは、追加練り混ぜを選択した) 3) 仮に中央にかき集めても、5cmの高さではまたボイリングはおきるのは確実。(対策1の立案というには稚拙だが、まずは自己検証) 4) ボイリングが起きないように注入すること(大きな目標) 5) 5cmよりも液面を高くすることが必要で、何らかのかさ上げをする(対策2の立案) 6) 5*10のテストピースが円柱状で周囲に置けばいいと思い当たるが、テストピースが1個しかない。(対策2の具体案1) 7) 違う形でも、中央に穴の開いたアンカープレート、同じような形をしたガムテープが思いつき、現場に持ってきたが、体積として不十分。(対策2の具体案2) ※その時点で、周囲の学生にも、このような趣旨のものはないか呼びかける。 8) 周囲にペットボトルを沈めればかさ増しをすることができると思い当たる。(対策2の具体案3) ※ペットボトルは浮き上がるからだめだ、という学生の声が耳に入ったが、それは中に水を入れて蓋をすれば良い話であり既に織り込み済み。 9) ということで、水を入れたペットボトルを4本入れて解決。 私のトラブル対応の思考回路は、いつも同じパターンである。 1) 原因を把握する：グラウトがなくなったのではなく、ボイリングしたことが本質 2) 解決のための本質をラフな形でイメージする(1つしかない)：ボイリングしないことに注力すればよい 3) 具体的な解決策をラフな形でイメージする(解決策は1つとは限らないが、1つも浮かばないと進まない)：液面を高めること 4) それを満たす手段を考える(無限にあるのだが、複数思いつくことが大切)：テストピース、プレート、ペットボトル 今朝、車の中で、整理していたら、液面を高くする以外の対策を思いつく。ボイリングを起こさなければ良いので、一度グラウト液面を平らにならした後、何か板(下敷きのようなもの)を上に乗せておけば、それで大丈夫。ボイリングの経路を長くするのである。 後日談。グラウトの量について、トラブルの後、ロート試験に使った量(500ml強)が初めからタンクに入れられずに残っていたことが判明し、よって、既に注入前から必要量2リットルに満たなかったのだ。チャンチャン。 2010年5月6日（木） ゴールデンウィーク総括 4/26以来、娘、息子、息子2回目、娘2回目、と風邪から下痢嘔吐と連鎖し、今朝も大事を見て娘は幼稚園を休んだ。5連休はずっと看病など家の中で過ごす。渋滞情報、行楽情報がメディアを飛び交っていたが、我が家ではどこ吹く風。娘はほぼ回復しているので来週からは大丈夫だろう。連休中に息子が1歳を迎えた。そういえばあっという間の1年だった。 やろうと思った仕事は、資料を大学に忘れたりで、いろいろと不具合があった。唯一メールについては移行が進んでいたのでストレスなくできた。 2010年5月6日（木） 環境構築の１ヶ月 この１ヶ月は色々と環境の改善、構築を行ってきた。 1)体調管理 4月月初めから頻繁に腰痛になった。今まで痛くなってから整骨院に行っていたが、痛みがなくなったらすぐに通わなくなり、根本的な解決に至っていなかった。予防保全が大切と、ここで心を入れ替えてみた。通院もスケジューリングした。わらにもすがる思いで、紹介されたコルセットを購入しつけてみると、非常によい。早速つけて過ごしていたら、本来これは一時的にするもので、これに頼っていたらさらに腰が悪くなると注意を受ける。予防保全のためには、適切な腰のストレッチが有効ということで、試してみると効果てきめんで、続けたい。 2)靴の変更 普段はカジュアルなのだが、スーツの際にはアシックスの革靴を友人から紹介を受けて愛用していた。体への負担も少なく、すこぶるよい、と満足していた。アウトレットで買ったものだったので、実はちゃんとショップで足に合わせたものではなく、そもそもサイズの選び方が間違っていたことが、今回買い増しのために訪れた専門店の指摘でわかった。1サイズ落としてみると、当初は違和感があったが、プロの言うことならと我慢してはいていたら、これこそ、すこぶるよい。これまでのすべての靴の選び方が間違っていたことがわかり、目からうろこだった。 3)メールソフトの変更 メールソフトには、検索の秀逸さ考慮して、Thundebirdを長年利用していた。モバイルPCとの同期も不具合はなく、満足して使っていた。Gmailの紹介も受けたが、変更する必然が無いと考えていた。しかし、出張が頻繁にあり、いちいち同期を取っている暇がなくなってくると状況は一転してきた。また、PCの処理速度が落ちてきて、検索がうまくできなくなってきていたので、これを機にGmailへ切り替えた。3日ほどは違和感があったが、すでに手放せなくなり、今は活用できていると自負している。 過去のメールもある方法で同期できることがわかり、今、その構築をしている。 4)PCの変更 4月のタイミングで、学生の増員のためにPCを数台購入。私のPCも4年が経過し、そもそもそのときのスペックもそんなに良くなかったので、今のランキングでいえば研究室内で中程度のものを使っていた。学生と同じスペックだが、もう1台買って、PCを入れ替えることにした。まだデータ移行中であるが、Gmailに切り替えが完了していたこともあり、特に不具合はない。 5)携帯電話の機種変更 情報ツールとして欠かせない携帯であるが、私の用途から言えば、モバイルスイカが手放せなかったので、iPhoneはパス。前と同じシャープの中で、モバイルスイカのついた機種に変更。特に華々しい機能はついていないが（実質無料ケータイ、テレビつき）、2年半前の前作よりも、操作性が洗練する方向で進化しており、使っていてとても気持ちが良い（今までよく我慢していた、と思う）。GmailやGoogleカレンダーも、機能限定であるが違和感なく使えるので、環境移行とちょうどマッチしてよかった。もちろんパケット定額に新規加入。 6)カレンダーの変更 Google化は避けられないことがわかっており、細田先生に先にGoogleカレンダーに移行してもらって、すぐに私もそれに乗った。今では、これも手放せない。たまたまだが、先日の山口出張の際、JALの帰りの便の予約を私がミスして1日間違えていたのだが、たまたまgoogleカレンダーに情報送信というボタンを押していたおかげで、そのミスに気づき、予約を変更できたというのも、うれしい誤算。 7)かばんの変更 今まで、ビジネスバックは、普通の手提げかばんを使用していた。(1)委員会の会議では資料が増えるので、入りきらなくなった。また、以前に買ったマイボトルもちょっとかさばる。(2)出張に出るには容量が小さいので、そのつど別の中型のバックに中身を入れ替えることが多かった。しかし、小物は残しておくことも多く、そういうときに限って、いつも使っている小物がなくて不便することも何度も遭遇していた。 両者を同時に解決するために、出張用の中型バックを、日ごろ持ち運ぶバックに変更した。前のバックは、ちょうど学生が、かばんがないと言っていたので、あげた。荷物は、かばんの容量に応じて増大する、というマーフィーの法則にまんまと乗ってはいるが、車通勤ということもあり、プラスの影響が大きかったので満足している。 8)幼稚園へ 娘が4月から幼稚園に通い始めた。我が家にとっては大きなイベントである。実際にはバスの送り迎えをする妻にとっての方が大転換だったと思うが。自宅と職場のPCのやり取りもシームレスにできれば、仕事も家庭も今まで以上にマネジメントできると思う。ちなみに最後に書いたからといって優先度とは関係ない。 他にもあるけど、とりあえず。 |
| 林のホームページに戻る |